スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

色彩の渦



あっという間に梅雨も本番、台風さえ顔をのぞかせております


少し前に告知させて頂いたインスタグラムをぼちぼちと更新しているこの頃・・・


わたくし個人ではネット上に発信したことがなく、店のfacebookとも連動させていないので、
これまた 蛍のともし火のやふに じんわ~りと活動し始めたワケでございます

ブログやWEB SHOPでご紹介しきれないものたちにもふれておりますが、
アカウントの探し方がわからない、とのお声を頂きましたので 再度、、、

( アカウントは、インスタグラムより @madame.pearl  でご覧下さいマセ ) 


☆     ★     ☆     ★     ☆


さて、そんなこんなで手探りながら発信しておりますと、新しい発見がいくつかございました

自分のペエジが写真一覧で出るインスタグラムというものは、趣味嗜好が一目で判断しやすいもの

そこでふと気付いたのは、日本でフレンチアンティーク&ヴィンテージを扱うお店群の代名詞とも言える、
白やベージュ、グレーなどアンティーク色で染まった色合いとは全く異質な世界・・・

なんと自分の脳内は、極彩色であるということ!!



勿論、生成りやアンティークピンクといったくすんだ色合いも好きなのですが、
この極彩色的な認識は、特に作品撮りをするようになってより 明確になった気が致します


securedownload_640.jpg

少し前になりますが、わたくしの通う美容学校の先生による デモンストレーション作品、
その衣装貸し出しを致しましたのが、コチラ・・・


弾けんばかりの笑顔が印象的な濱田先生による 今時期にぴったりのスウィートサマードリーム!

ポップなミニドレスをビニイルで包み、うら若きモデルさんのお顔まわりを貝殻が遊ぶ、愉しい作品です



といふワケで、今宵は梅雨の湿気から目が覚めるやふな 色彩の渦にご案内致しませふ・・・

スウィンギン’ロンドンの影響色濃い、1960~70年代の混沌とした時代の空気が伝わるワンピイスたち



securedownload (2)_400
securedownload (1)_512
ツイギーみたく長い睫毛の娘さんが一人、二人・・・・ ん!?
こんな目を見張る総柄プリントは、中々出てこなくなりましたね・・・ 当方にしては珍しいミニドレス




securedownload (3)_512
securedownload (4)_512
実はこの二点、同じ方による 同型生地違いのハンドメイドでアリマス
柄は勿論、襟元や裾のあしらいを変えることで 全く印象の異なるのだと感心しきり!
上の幾何学柄ワンピースの詳細はコチラ・・・
下のレオパード柄ワンピースの詳細はコチラ・・・





実際のフランスは移民族文化が融合した国で、日本人が思うよりずっと街には色彩があふれており・・・

本来の文化に、アジア、ラテン、アフリカン、中東など 油絵の如くごちゃっと融合された面白い文化


生活の中にも、古い石壁の部屋にポンッとフューシャピンクやターコイズブルーを取り入れるやふな、

そんな一面を、日本人であるわたくしの瞳を通したフィルターで 今後も賑やかに伝えていけたら、、、
 

deco_400.jpg



パールHPへようこそ
Pearl


Pearl facebook
商品紹介などしております



今だからこそ・・・



目には青葉、時には芸術を・・・

ということで、 ミュシャ展 ~運命の女たち~ に滑り込んで参りました


securedownload (1)_512


言わずと知れた”アール・ヌーヴォーの旗手”、 アルフォンス・ミュシャ・・・


チェコ出身の彼を取り巻いた、女性模様を絡ませながらの興味深い展示

~運命の女~と題した告知からか、殿方の来場者も多いのが印象的でアリマシタ



しかし、改めて感じますのは ミュシャが描いた芸術作品と呼べるものの多くが、

当時の高級デパートメントやお酒・菓子・石鹸などの商業用広告であったということ


何たる贅沢! もしも当世でパッケージになったならば、捨てられない症候群続出必至デス



☆     ★     ☆     ★     ☆



アール・ヌーヴォー(仏語で新芸術)については、以前の戯れ事をどうぞ → 世紀末の戯れ


1800年代末~1910年頃にかけ、突如熱病のやふに伝染した「アール・ヌーヴォー」様式、

日本の浮世絵始め中国、中近東など東洋趣味の影響を多分に受けつつ、

西洋独自の解釈も加わり、不可思議で非現実な世界観を持った芸術運動・・・

「北斎漫画」等 遠近なき画法や東洋独自の色使いは衝撃をもって受け止められました



さて、今宵は・・・ 本家アール・ヌーヴォーと その余波を感じる後世の品をご紹介



securedownload_320.jpg
securedownload (2)_512
アール・デコやヌーヴォーが再評価を受けた1970年代もまた、カオスなり・・・
ミュシャ様式の乙女が微笑むペンダントに、流れるような線が美しいプリントブラウス
ミュシャ風プリントブラウスの詳細はコチラ・・・
ミュシャ風ペンダントの詳細はコチラ・・・




securedownload (4)_400
securedownload (3)_512
骨董市で忘れられず、連れ戻ったわたくしにとっての「運命のひと」・・・
まさに一目惚れ、ヌーヴォー様式の真髄が詰まった美と毒の集大成!
往時も特注品、硝子と鉄の融合は時を忘れさせる魔力がありやふ






安価でファストなものたちが定着する一方・・・

身近な若者たちの中でも、職人魂を感じさせるものや 高価でも希少性の高いものを敢えて選ぶ、

そんな動きが一部でひそかに感じ取れるようになってきたのも、確かなようであります


レディース&ジェントルメンに混じり、うら若い学生さんたちが観覧している姿を拝見し、

今だからこその ミュシャ、 なのかもしれないと思わされたこの頃 


muchasummer_512.jpg



パールHPへようこそ
Pearl


Pearl facebook
商品紹介などしております




麦わら、恋しや



博多どんたくも今年は珍しく晴天に恵まれた、黄金週間・・・

ご旅行で来られたいちげんさん方も、今年は既に初夏の装いでありました


◇     ◆     ◇     ◆     ◇
 


こう早く夏の陽気では、そろそろ出番となってくるのが「麦わら帽」たち・・・


今でこそ、所謂「麦わら帽」等は普段使い帽子の最たるもの、といった位置づけになっておりますが、

おおよそ1950年代頃までは 上質なものは男女共に夏の正装にも着用可能であったやふであります



三者三様、編み方もリボンも異なるカンカン帽姿の、小粋な紳士たち
0080b79468a79908203417f2bd800214_512.jpg



ここで、紳士における夏の二大帽子について チョイとその歴史を再度振り返ってみますと、、、


カンカン帽・・・・  英語ではボーター(Boater)、フランス語ではキャノチエ(Canotier)と呼ばれる。
水兵や船の漕ぎ手の為に作られた帽子が発祥とされ、たたくとカンカン音がすることから和名がつけられた。
海や川の水しぶきで帽子が柔らかくなって損傷するのを防ぐため、麦藁を平たくつぶして編んだ素材を
プレスで固く成型し、ニスや糊などで塗り固めることにより軽くて耐久性のある帽子となっている。
手頃なものは太くて黄色い麦わら製、高価なのは細くて真白な麦わらが細かく硬く編まれ、一目瞭然だった。
安価なものはひと夏で使い捨てされ、隅田川に一斉に投げるといふ晩夏の風習があったとかなかったとか。

 
パナマ帽・・・  パナマ草の葉を細く裂いた紐で編んで作られる、夏用のつば付き帽。
「1834年にセオドア・ルーズヴェルトがパナマ運河を訪問したときから一般に広まった」とされている。
柔らかいものは「クラッシャブル」と呼ばれ、折り畳んでバッグなどに入れて持ち運ぶことが可能である。
戦前では紳士用の正装としてカンカン帽と共に夏に愛用され、黒いリボンのものは最正装とされた。
(以上、「Wikipedia」等より一部抜粋)



100年程経過ても 上質なカンカン帽は、しっかりと編まれて硬く糊付けされている為、

指で弾くと、本当に”カンカン”と 小気味よい音を立ててくれます


さて、今宵は 今も昔も変わらぬ 夏の風物詩:カンカン帽をお届けしませふ

いずれも、そろそろ御年100歳を迎えた 筋金入りのアンティークでありますヨ


P5060003_512.jpg
旅に出るのにそんなに沢山カンカン帽はいるのかね?
・・・ いやあ、チョイと月まで行こうかと思ってネ、、、 
地の色を活かしたもの、飴色が味になったものなど、複雑な編み方も三様
1910~20年代白リボンカンカン帽の詳細はコチラ・・・




P5060008_512.jpg
コチラは、一枚目の一番上にあるカンカン帽・・・見事な飴色デス
リボンの色合いや結びも小洒落て、殿方だけのものにするには惜しいやふな
20世紀初頭カンカン帽の詳細はコチラ・・・




猛暑も、海も得意ではないけれど・・・

せめて 夏の日差しを愉しもう、くらいの気持ちでいようかしら と思ふこの頃
 
fc2blog_20180508185042469.jpg


パールHPへようこそ
Pearl


Pearl facebook
商品紹介などしております



虫いづる頃



世間では、今年も黄金週間がやってくる模様・・・

商売柄、縁遠い大型連休ではありますが 皆様は如何お過ごしになるのでせふか


◇     ◆     ◇     ◆     ◇     ◆


例年より早くつつじも見頃を迎え、

日差しきらめく新緑の中・・・ 虫たちもいきいきと動き出しております



0aca0da1f9279d19edea9b1674aeb4ff--art-nouveau-wallpaper-art-nouveau-illustration.jpg



夏の季語でもある虫と申せば、言わずと知れた「蝉」


いにしえより、我が国では短き命ゆえ ”儚さ”の象徴と言われる蝉でありますが、

中国では、さなぎ時の強い生命力から 復活や不老不死、幸せを呼ぶ神秘の象徴

また ところ変われば、欧州では南仏プロヴァンス付近にしか生息しない希少な蝉・・・
ことに、歴史ある避暑地:プロヴァンスでは 「永遠に続く幸運のシンボル」とか・・・

フランスの蚤の市でも、蝉をかたどった壁掛けやお皿などは季節の風物詩としてお馴染み




さて、虫の装飾品は好き嫌いが分かれるところではありますが、
今宵は 蝉のブローチをご紹介すると致しませふ

1930~40年代、大恐慌から大戦にかけ 貴金属不足による物資の乏しい中・・・

ベークライト等のオールドプラスティックで出来たキッシュな装飾品たちは、

お洒落に飢えた女心に、少しのユーモアをもたらしたことでせふ


P4270002_512.jpg
チェリーに群がる蝉、セミ、せみ・・・ ドットの絹ドレスは大騒ぎ!
ベークライトやガラリス製、飴色がえも言われぬ佇まいの存在感あるブローチたち
1950年代絹ドットドレスの詳細はコチラ・・・
チェリー×蝉のブローチの詳細はコチラ・・・
茶色のベークライト蝉ブローチの詳細はコチラ・・・





P4270008_512.jpg
サアテ、どこに何匹いるか、、、 絹のアフリカンプリントに擬態した蝉たち
半透明のアクリル樹脂製に象牙風プラスティック製、そして妙にリアルなものまで
半透明の蝉ブローチの詳細はコチラ・・・
象牙風蝉のドレスクリップの詳細はコチラ・・・
左の蝉ブローチの詳細はコチラ・・・





長い長いさなぎ時代から成虫になり、わずか数日で生を終える蝉を、

潔く儚いととらえるのか、強い生命力ととらえるのか・・・


ヒトの死生観に通づるものがあるやふにも思われます


149576c12479b9cc7a1f9695d3ca35e2--human-poses-vintage-fairies_512.jpg



パールHPへようこそ
Pearl


Pearl facebook
商品紹介などしております




時代の異端児




四月とは思えぬ時期外れの高温に、四季が二季になったかと驚くこの頃・・・

日が昇るのが早く目が覚めるので、NHK朝の連続テレビ小説が見られる季節でもあります



流れてくるのは、懐かしいわたくしのお国言葉、、、

そして、ほぼ同年代の主人公達が生きる バブル期のトンだ社会現象に思わずクスリ

ソバージュにDCブランド、紫のビッグショルダーダブルスーツにミラーボール・・・

もっとも、当時は思春期であったゆえ 幸か不幸か・・・バブルの恩恵にはさほど縁なしでしたが



☆     ★     ☆     ★     ☆     ★



その時代ゆえ、熱病のやふに持て囃されたりするものは いつの時もあるものです

しかし、そこに流行性だけでなく「スタイル」があれば、色褪せなかったりするもの


今宵ご紹介する、首元や袖口を彩った小さきものたち・・・

光と影の1930年代、ジャポニスム等東洋の馨りが席巻したと時を経て

代々どなたかの手を渡り歩き、今ココに存在する 時代遺産たちでアリマス
(いずれも、WEB SHOPの"小物"に詳細が御座います)



P4010007_512.jpg
絶妙な色合わせに直線的なモティーフたちは、THE アール・デコ様式!
都会的であることに憧れた紳士の、エレガンスが花開いた時代に思いを馳せて




P4170011_512.jpg
流線型、幾何学的、力強い色の対比は、1920~30年代前期のキーワード
巴里の街を自慢げに行きかう、粋な出で立ちの殿方たちが目に浮かぶやふ・・・





往時は当初 邪道だ、馬鹿げていると思われていたような時代の異端児・・・

そんなものや人物が案外、のちのちまでも、面白いナア・・・と珍重されていくやふに思われます



38c5f9ebf24bc4dd8dacb19bfc6efaae.jpg



パールHPへようこそ
Pearl


Pearl facebook
商品紹介などしております




プロフィール

Pearlマダム&ムシュウ

Author:Pearlマダム&ムシュウ

福岡に御座います、フランス中心の
ヴィンテージ・アンティークショップ
Pearlのマダム&ムシュウによる
日々の戯れ言を綴った日記です

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ




検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
このブログをリンクに追加する
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
ブログランキング・にほんブログ村へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。