黒目がちの少女



深まり行く秋にふと気付く時・・・ 皆様は何を以て感じられますでせふ

虫の声の変化、脇下や耳元を擦り抜ける風の温度、それとも何処かしらの夕餉に焼かれる秋刀魚の馨りでせふか

先立ってまで音もなく散り落ちていた木の葉の かさかさと擦れ合い舞い踊る音色に秋を想った今朝のわたくし



普段は出不精気味なわたくしも、この鱗雲に誘われるまま居ても立っても居られませんで

つい気の向くまま旅立ちたくなれどさふは問屋が卸さず… そこで「アートを訪ねる」ことに致したので御座います



参りましたのは、福岡は大楠の『Clair de Lune』さん…気さくなマダムが毎度にこやかにお出迎え下さいます

丁度、階下にもう一つのお店『Clair de Lune +』が誕生するとは伺っておりましたけれど、そちらにて

10/1~10日迄 ハナウタ研究所さん書き下ろし絵画と仏蘭西の古き雑貨による展示を催すとのお誘いがありました 

詳しくは こちら


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マダムBBとは3年程のお付き合いになりますでせふか、、出逢いは港近くのアンティイクフェアーで御座いました…

少女と娘さんが混在したやふな大人びた美しいお嬢さんと共に 一際目を引く装飾の凝ったブウスにて

古い釦やらわたくし好みの仏蘭西のブロマイド葉書やらをそれは綺麗に陳列なさっていたのを覚えて居ります



扱っていらっしゃるお品は古くは1800年代後半からのものですのに、ちっとも古臭く感じない、、、こは如何に?

わたくしなどは元来陳列が不得手であります上、どうも古いものは古く飾って仕舞いがちであります

しかし、マダムを訪ねる度、何処から切り取っても絵になる装飾技術に舌を巻く心持



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見かけも全くといって御幣が無い程違うマダムとわたくしでありますけれど、琴線に触れるものが近いのでせふか

「真白いレエスのお洋服を着ているのに目の周りは真っ黒のお化粧」 であったり… 

何処かに毒気があって 飛びぬけて美しいわけでもない… そんな女の子が好きなの、と朗らかに微笑むマダム

少し拗ねてみえたり 伏し目がちだったり、、、ハナウタ研究所さんの描く少女達の群像を眺めていましたら

何故だか茜色の夕焼けを見ているやふな 何処か懐かしき想いが込上げて参りまして、、


よくよくその訳をかんがみて見ますと、線描きの数枚が幼き頃のわたくしや妹に似ているやふに思われ、、、

幼少の頃、いわさきちひろさんの描く少女に似ているね、と見知らぬ方からよく貴女は声を掛けられたのよ、

と言っていた母の囁きが聴こえてくるやふでありました・・・

人により惹かれる部分が異なるのは言わずもがな、その時々の心象に拠り捉え方が変わるのも芸術の奥深き所哉







神の居ない神無月に、ここ博多の地には美の神が舞い降りるさふでありまして、

「アートをたずねる月」と題し あちらこちらにて趣向の凝らされた展示が催されているやふで御座います

美術館の硝子越しも良いけれど、身近にあって触れられる美術を探訪するのもまた一興、でありますネ



パールHPへようこそ
Pearl

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福岡に御座います、フランス中心の
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Pearlのマダム&ムシュウによる
日々の戯れ言を綴った日記です

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