仏蘭西珍道中記 ~大人の巴里篇~



皆様に暫しお付き合い頂きました仏蘭西珍道中記も わたくしが担当しますのは今宵一話を残すのみとなりました

おあとは 紳士が何やら書くことがあるやふですので、ご興味ある方は最後までお付き合い下さいませ、、、






さて、昨年に続き 最後は ~大人の巴里篇~ と参りませふ・・・


今年も潜入?しましたるは 6月最終日に行われましたゲイパレエド、最早恒例と化しつつ御座います

巴里では珍しき数日間の雨模様は何処へやら、同性愛者達の熱き情熱に押されてか 気温も急上昇したこの日…

パレエドの行われる目抜き通り、リパブリック付近の地下鉄は参加者や見物客で押すな押すなの大混雑、

同性愛賛同の象徴:虹色の衣装に身を包む人、笛に太鼓を打ち鳴らす人、遠巻きに見守る人・・・



世界中から集まった同性愛者もしくは賛同者達各々が目一杯の仮装をし、華麗に自己主張をする中、

わたくし個人的に本年最も目を奪われましたのは 生ける極楽鳥のやふなこのお方、、、

祖国の国旗をはためかせ、皮膚も含め緑に我が身を染めて 人々の眼前を幻の如く過ぎ去って行きました


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お次は、衝撃的な桃色の羽飾りと素晴らしき筋肉?に視線を奪われたこちらのお方、、、

良い子の皆さんは もう少し大人になってからご覧になりませふね


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ゲイパレエドにつきましては、昨年の戯言~十八禁の巴里 篇~でも触れましたのでこのあたりで… 




旅の後半のまたある夜、一度はこの耳で聴いてみたい… とシャンソンの聴けるキャバレエに参りました

モンマルトルの丘を下った(真珠家はどうやら、かつて下世話な界隈であったこの付近がお気に入りなのでせふか)中腹、

無名時代のピカソら画家たちも足繁く通ったといふ老舗:「Au Lapin Agile」であります


元来、シャンソン(chanson)とは仏蘭西語で歌の意味ださふでして、仏蘭西語圏では広く唄全体を指す言葉

また伊太利亜音楽のカンツォーネ(Canzone)とは元々の語源は同じとのこと・・・

どこか物悲しく哀愁漂ふメロディイが胸を打つのは、各国の郷土唄に共通するものがあると言へませふ


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かつては大衆酒場であったとのこと、防空壕如き薄暗い店内に 灯火統制のやふな紅いランプが染み入ります

ここでお互い名も無き画家やらシャンソニエ達が芸術の炎を燃やし、いつか花咲く日を夢見ていたのかしらん…

年配のシャンソン贔屓の客達に紛れつつ、配られたシェリイ酒を感慨深く頂き ショウを待ちます


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手回しオルガンに合わせ朗々と唄う若者、ギター片手にバリトンの声が渋い初老の紳士、、、

一旦ショウが始まりますと熟練のシャンソニエたち、洞窟に響くやふな唄声であっといふ間に聴衆を巻き込みます

時に「おおシャンゼリゼ」に ピアフの名曲やら…お馴染みの曲を交えながら、次第に観客へも唄声の輪は広がり、

往時は勿論知らないわたくしでも、かつての歌声喫茶とはかやふであったのではないかと思う程の一体感・・・


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わたくしと歳も違わない女性シャンソニエの切ない声には、いつしか若かりし頃のピアフが重なるやふで、、、

紳士と二人、口ずさみながら贅沢な余韻にひたる 帰国程近い夜更けの巴里の帰り道でありました 






次回催しのお誘いもご覧くださいませ…

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