艶(いろ)付く秋




唐突ではありますが、  「このお洋服を着ていると、何故だか様々な人から必ず褒められるのです」

若しくは、「販売員さんが着ていたのを見て試着せず衝動買いしたが、何故だか一度も袖を通して居りません」

皆様 そのやふな経験、一度や二度 御座いませんでせふか、、、


そこで今宵は、「色」といふものの持つ不思議な力について 少しお話してみやふと思います






外国に参る折々など、街角などを通り行く人にハッとさせられ 思わず振り向くことが間々御座います

特に 老若男女問はず 黒人の方々の、褐色の肌に映える鮮やかな色使いにわたくしなどは見とれることが多く、

おのれの持つ魅力を最大限に発揮し得る天性の秘法を 彼らは持ち得ているかのやふに錯覚してしまふほどです


他方、電脳社会の今日では 通信販売にて「モデル使用色」といふ口紅や頬紅を購入したが、

いざ届き 我が顔にさしてみれど全く似合わずお蔵入り… 等といふお方のお話も時折耳に致します


このやふなことが起こる所以として、個々人のもつ「色彩」といふものが大きく関係してくるのだ、といふ説があり

当世ではそれを「パーソナルカラア」等と呼んで 美容や服飾関係などから珍重され始めて居ります




我が国はほぼ単一民族を主体として成り立っている国家であることから、

ついつい 隣のあの人に似合ふ色はわたくしにも似合ふはず、と錯覚を起こすことも少なくはありません

しかし言わずもがなでありますが、実際は肌色・瞳の色・髪の地色・顔の形と千差万別でありまして、

有色人種でありながら白魚のやふに透ける肌に 薄紅色の頬を持つお方も居れば、

健康的な小麦色の肌が眩しく 目鼻立ちがはっきりしたエキゾチックな面立ちのお方も居られます


このやふなことから、ことに亜細亜では 個人の持つ色彩の重要性といふものが今後叫ばれるやふになりませふ




さて、前置きが長くなりましたが 肝心の「パーソナルカラア」なるものとは如何なるものか、、、

それは一言で申しますと 本来個々人が持つ色彩を 「春」「夏」「秋」「冬」4つの色の括りから判断するといふもの…

仲間分けで言いますと、黄みをもとにしたのが「春」「秋」、青みをもとにしたのが「夏」「冬」となりまして、

黄みベースでも「春」は明るく健康的、「秋」は落ち着いて華やかであったり、

青みベースでも「夏」は穏やかでエレガント、「冬」はクールで個性的であったりと、

各々の持つ印象は同じ括りであっても違ってくることから 興味深いものであります

たとへば以下のやふに同じ「桃色」の括りでも 淡い同系色で合わせる場合に 強い色調の反対色で合わせる場合等、
自分であればどちらが魅力的にうつるだらふか、と考えるだけでも心が弾みませんか


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更なる詳細は、専門書やら診断法やらが書店や電脳上にも種々御座いますゆえ、ここでは触れませんけれど、

今一度 鏡の中の自分と向き合いながら、わたくしが生まれ持つ「色」とはどんなものかしらん、、、

そんなことに時には思いを馳せながら 秋の夜長を過ごすのは如何でせふか



無論、全ての人々を4つの括りに完全に分類することは難しいものがありますが、

喰わず嫌いであった色を見直す契機となったり、箪笥の肥やしを上手く活用するヒントが見つかる事もありませふ

何より、鏡の中の自分が輝きを増すことは 時代や国を問わず 幸福感を得られることに変わりはありませんもの

さふして、新しい貴方や貴女に出逢えましたならきっと 秋晴れの空の下へ掛け出したくなることでせふ・・・




先だっての大震災後、避難所で落ち着きを取り戻すと女性たちは 炭の燃え残りで自然と眉を引いたと言われ、

仮設店舗のブティックで 自らお洋服を選ぶのが何よりの愉しみであった、との報道も記憶に新しいやふに

平常時は「贅沢品」とされがちな御洒落や身繕いをすることは、本質的な人間の悦びの源と言えるのかも知れません
 



パールHPへようこそ
Pearl



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Comments

こんばんは

こんばんは、はじめまして。

素敵なブログですね!

本当の意味で
自分の好きなお洋服、似合うお洋服、
まだまだ探し中ですが

自分を知る作業というのは
難しいですね。。

いずれは、ファッションで自分を表現できるようになりたいです。

お店のHPを見てとても気に入ってしまいました!

自宅からとても近いので
近々お邪魔させていただきます☆

素敵なお洋服たちにお会いできますように。。
  • 2012.11.24 21:49/
  • ゆい URL/
  • 編集

Re: こんばんは

はじめまして・・・

嬉しいお言葉の数々、有難ふ御座います。
これだけモノが溢れる世の中ではありますけれど、ついつい大切なものを見失いがちになりがちですよね。

古ければすべてよし、といったことは決してないのでせふけれど 手仕事の暖かみだったり、
一つの物に対するこだわりといふのは 今より奈強く残っていたことは確かです。
また、自分独自のすたゐるを探す試行錯誤といふのも 新たな自分に出逢えるきっかけでもあり
案外愉しいことですものね!

お近くとの事、お散歩ついでにぜひどうぞ・・・
  • 2012.11.25 18:47/
  • 真珠夫人 URL/
  • 編集

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Pearlマダム&ムシュウ

Author:Pearlマダム&ムシュウ

福岡に御座います、フランス中心の
ヴィンテージ・アンティークショップ
Pearlのマダム&ムシュウによる
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