褪せぬ煌き



先日も紳士がFacebookにて述べておりましたが、都会のど真ん中 とある閑静な墓地横に住むわたくしたちには

近頃毎朝、密かに愉しみにしていることが御座います・・・

10時を少しまわりますと初老の男性がお一人、お墓の花の水遣りなどを終えるとおもむろにオカリナを取り出し

そこに眠る奥様やご家族にでせふか、大層澄んだ音色で一曲奏でると、そそくさと来た道を帰られるのですけれど

「銀座の柳」「月の砂漠」等と郷愁を誘ふその選曲がまたしみじみと、心を打つのであります

ご老人の心境は定かではありませんけれど、亡きお方を未だ大切に思ふ心に疑ふ余地はありますまい・・・






さて、そのやふな大切な方への贈り物やご自分用にと、今時期お求めになられる方が増えるのがジュエリイでして

相手のお顔を浮かべながら思案なさったり、御呼ばれにはどれが華やかかしらんと悩まれたり、、、

そんなお客様が当方のやふな古物屋にも時折いらっしゃいます



ジュエリイと一言で申しましても様々で、ダイヤモンドやルビイのやふな所謂「宝石」もあれば

硝子やプラスチックを用いそれらに似せて拵えた「コスチュームジュエリイ」と呼ばれるものもありまして、

手に届きやすく趣向の面白いものを・・・と当方では主に後者を取り扱って御座います



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「何カラットの宝石を身に着けるかが問題なのではなく、
大切なのは洋服にいかにマッチしたジュエリイをつけるかということ」

スキャパレリと並ぶコスチュームジュエリーの第一人者:ココ・シャネルの言葉にも代表されますやふに、

本貴石や本真珠でないからこそ無限に広がるデザインの可能性もあり、

舞台女優たちから飛び火して当世に至るまで 幅広い階層の女性たちを虜にし お洒落の愉しみを与えました


コスチュームジュエリイに関しましては、昨年の「戯れ言」をどうぞ… → 服飾史~ モティーフ篇~




さて、本日は当方に御座います中より いくつかご紹介したく存じます

詳細は店頭若しくは、オンラインショップでご覧下さいませ、、、



先ずは、一足早く春の陽気を漂わせる 柔らかい色合いが特徴のネックレス&イヤリングから…
一世風靡したアメリカのコスチュームジュエリーブランド:ミリアム・ハスケルを彷彿とさせるイタリアメイド、
襟元の開いたワンピイスやブラウスの顔周りを優しく演出してくれることでせふ


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続きましてはこちら、アール・デコ様式の影響を感じさせ リボンに模造真珠の取り合わせが斬新なネックレス…
首に添ふ形状ゆへ あえて紳士仕立てのシャツの襟元にタイの如くさりげねく覗かせるもよろし、
二連三連の模造真珠と重ねて賑やかに用いるもよろしいかと存じます


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お次は楓を思わせるなんとも艶っぽい飴色のネックレス…
本鼈甲はワシントン条約の兼ね合いもあり高価でありますから、手軽に愉しめる鼈甲風のものは人気がございます
キャメル色のタートルネックにあわせたり、素肌に身に付けて色の透け感を愉しんだり… 七変化してくれませふ


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続きましては、シックながら華やぎのあるものに参りませふか、、
コスチュームジュエリーブランド: Kenneth Jay Laneの カット硝子が麗しいネックレスであります
硝子とはいへ、カットによってはかくも雅な趣を醸しだすのか…と改めてその可能性の奥深さを感じさせます


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同様にカットガラスを用いたものでも こちらはゴシックの馨り漂ふ趣向となっております
おそらく手作りのやふでありますが、レエスの黒襟を思わせるやふな精巧なる作りでありまして
漆黒のドレスやら 毛皮の羽織物の襟元にも負けない 静かなる存在感を放って御座います


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清楚な華やぎをお求めの方にはこちらなど如何でせふ、、、
とかく大振りな趣向が多いラインストーンジュエリイでありますけれど、丸みのあるお花が何とも愛らしく
淡い色合いのドレスなどにあわせてご友人の結婚式などにもうってつけではないでせふか


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そして、大トリはコスチュームジュエリイゆえの醍醐味にあふれる大迫力のこちらで締めくくりとしませふ
当世でこちらを本貴石であつらえやふものなら、アラブの石油王に嫁ぐか年末宝くじを当てるか…でせふか
あえて遊び心溢るる用い方をなさるもよし、ステージ衣装としても観客の心を捉えること間違いなし であります


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本物であらふとなかろふと、ジュエリイを身に付ける自身が何時までもその輝きに負けぬやふありたい…

また、身に付けるものが自身を体現するものなのだ とシャネルの言葉は思わせてくれるので御座いました



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福岡に御座います、フランス中心の
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