夏のマドモアゼル ~その弐~



先程、ご家族で営む行きつけの八百屋さんへ参りますと 夏野菜に混じり カブト虫が売られておりました

当世では、カブト虫とは捕まえるものではなくて 買うものになったことに少々驚愕いたしました・・・




さて、今宵は前回告知しましたやふに くるぶし丈前後のロングドレスを何点かご紹介することと致しませふ

なお、寸法等の詳細や在庫状況は Web Shopにてご覧頂けますと幸いであります、、、




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今回ご紹介するものの多くは、上のすたゐる画のやふな 1930年代初期の馨りを漂わせるドレスです

マドレーヌ・ヴィオネ女史により 生地を斜めに裁断し流れるやふな線を生むバイアスカットが開発されたりと、

1930年代前半は 女性をより「艶やかに流麗に」みせる為 サテンや絹、レイヨンなどの落ち感ある素材が好まれ

また 激動の時代への突入もあって 様々なデザインや縫製技法が生みだされ駆使された年代だと申せませう・・・


中でも、パフスリーブやハンカチイフスリーブ ケープ状の襟など、首や袖周りのデザインが発達致しました

適度な透け感や陰影、動きを生むそれらの趣向は、マーメイド状に細長きラインに華麗な印象を添えています

   


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では、先ずは 首元のドレープに二段重ねの裾、袖のカットが美しいこちらのドレスから、、、
おそらく1970年代製かと思われますが、バイアスにとられた揚柳のレイヨン地に 大胆な大花柄が映えますネ
ハンカチイフ袖が中央でカットされた趣向は、いまや夏の定番のデザインとして 今日の店頭にも見られます



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胸元のカシュクールは間々見れど、後姿に用いるとは意表をつかれ・・・殿方ならずとも思わずドキリとさせられます
こちらも1970年代製、張りのあるポリエステル地に 蘭等の洋花があそび、カットの潔さを引き立てるかのやふ・・・
サイドジップにフレア袖と、慎ましやかなる女心はデザインのここそこに 遺されております




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お次は、上のすたゐる画の中央:ケープ状の襟の淑女と同じ趣向の 1970年代製ドレスであります
70年代に一世風靡した伝説のBIBAの 退廃的で独創的な30年代解釈からの更なる影響も感じさせるこちらは、
襟や裾には黒地に金の細い線で 蒔絵のやふに蘭のプリントが施され、デカダンムウドたっぷりのマキシ丈!




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こちらは一転、豪奢で丸みの感じる趣向で戦後の女性を虜にした 1950年代のシフォン地ドレスであります
何と言ってもこのフューシャピンク! 如何なる国でも、戦時中には着用を憚られたであらふこの鮮烈な色が、
そして生地をたっぷりと用いてヒダを寄せた胸元や裾が、華やかなりし往時の弾む女心を今に伝えてくれますネ




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最後は番外編、、、 室内着や寝巻きにも凝った趣向がみられた最後の年代:1950年代頃のルームウェアか・・・
首元や袖口にはスパンコオル刺繍、女神のやふなバルーン袖には まだまだ必要無駄のお洒落心が息づいており
柔らかなナイロン地にまで煌く星星のやふなスパンコオルで 貴女の心は大気圏を突き抜けるかもしれませぬ

 



歴史は繰り返す、と申されますが まさにモオドにおいても然りでありまして

デパアトメントなぞをそぞろ歩きましても、アレ これは・・・ と思わせる趣向があちらこちらに見られます

年代による違いなど細かきことはさておき、人から何度も褒められた 等といふお洋服を皆様お持ちでしたら、

面立ちに肌色・体型やらご自身のチャアムポイントを どんな素材や形がどう引き立てるから魅力的に写るのか、

是非一度じっくりと鏡の中で向き合われたりなさって 日常のお買物の参考になさるのも素敵なことに思います 




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