スタア列伝~モオドの女神篇~



さて、第二回は スタア列伝~モオドの女神篇~ と題し、ワンピイスの着こなしのご紹介と参りませふ




キネマが流行の最先端を発信した30年代、銀幕のスタアはまさに遠き「銀幕」の中に存在するものでした

戦後 テレビジョンなる魔法の箱が登場、キネマスタア以外にも様々なタレントが出ては消え… 

以後スタアの私生活や素顔は広く知られることとなり、より身近なお洒落の 生き方のお手本となります

ヴェトナム戦争も泥沼化する時世柄、スタアの政治的な立場や意見なども強い影響力を持ちました


今宵は波乱の60~70年代 ご婦人のみならず殿方を虜にした「セクシャルシンボル」のお三方の登場!

時代の寵児でもあり、三者三様全く異なる魔力に 酔いしれてみませふ…







先ずは、生粋の巴里っ娘:カトリーヌ・ドヌーヴ(Catherine Deneuve)女史から、、、


『シェルブールの雨傘(1964)』のはつらつとした若さ、『昼顔(1967)』高級娼婦役で見せた気だるさ…

端正な目鼻立ちの正統派美人だからこその清清しさや危うさが 絶妙なバランスにて人々を惹きつけるのか


ブリジッド・バルドーと離婚後のプレイボーイ:ロジェ・ヴァディム監督との交際など浮名も数多く、

私生活ではイヴ・サンローラン上顧客として タブロイド誌のみならずモオド誌の常連でもあったさふな

「ボン・シック」といふ言葉が最適な、気品ある巴里マダムらしい装いは 時代を超越することでせふ

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ドヌーヴの装いを思ふと「ボウタイ」が浮かぶのですが、ブロマイド上は見つかりませんでした
きりりとした女性美の象徴:ボウタイのワンピイス、とても丁寧なハンドメイドの一枚であります
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スウィートになりすぎないのが、ドヌーヴの持ち味… こんなタイトなワンピイスはお手のもの
良家の子女的な着こなしをよしとした50年代のワンピイスに、カンカン帽で「夏のお嬢さん」
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同じく巴里出身、お嬢様育ちでイニシャルBB(通称べべ)と申せばブリジット・バルドー(Brigitte Bardot)嬢

めくれあがった唇に猫のやふな瞳、奔放で肉感的な肢体から「仏蘭西のマリリン・モンロウ」と呼ばれるも、

「私はマリリンのファンなの。でも、影響を受けたとか真似したとかは一度もないわ。
だって、私は彼女の足元にも及ばない」とバルドーは後年語ったとか、、、


セルジュ・ゲンズブールなど才能あふれる芸術家たちのミューズでもあり、恋人でもありました

幼い顔つきに張りきった肉体を惜しげなく銀幕に披露、「小悪魔」になりたい…世の乙女は憧れました

甘いベビードールシルエットからヒッピーファッションまで、彼女が着れば即ち「BBるっく」になるのです

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デコルテが広く開いた50年代のシルエットは、バルドーのやふに丸い豊満な体つきにこそ映えるもの
植物柄のパッチワアクが亜米利加のハンドメイドらしい、夏の木立のやふなアンサンブル
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ジューンブライドの花嫁の庭園茶会に、こんな愛らしい白いマリエ(婚礼衣装)は如何でせふ!
大花の織り模様が浮き出る華やかなドレス、バルドーでなくとも来賓者の瞳は貴女に釘付け
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最後は、英国はロンドンが生んだ ポップアイコン:ジェーン・バーキン(Jane Birkin)嬢…

すきっ歯に強い眼差し、少年の如き華奢な肢体は「中性美」といふ新価値観を衝撃と共に投げかけます


かの有名な「バーキン」は、エルメスの社長が偶然飛行機でジェーンと隣り合わせた際、
籐のカゴに無造作に物を詰め込むのを見て、何でも入るバッグを彼女に贈ったのが最初ださふな

壁の穴を通じ、隣家のめくるめく不可思議な世界に老博士がのめりこむ『ワンダーウォール(1968)』等、

極彩色で非現実的な世界観からは スウィンギン・ロンドンの時代のうねりが見て取れます


セルジュ・ゲンズブールやジャック・ドワイヨン等仏蘭西の生んだ奇才たちを公私共に魅了、

大胆な柄ワンピースにこれまた無造作に持つマルシェかご、自然体なのか計算された「自然体美」なのか…

くしゃくしゃに笑う素顔に男物仕立ての白シャツ、デニムといふ出で立ちが、後年のトレードマアク

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バーキンのやふに華奢で長い手足には、マキシロングやバギー等個性派シルエットがお似合い
綿の花柄ワンピイスにマルシェかご、木陰でワインとサンドウィッチでも頂きましょか、、
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正統派お嬢様、奔放な小悪魔、野生的な中性美、、、

いずれも キネマの役どころにより植え付けられた彼女たちの幻影に過ぎません


一方で、後年慈善事業や動物愛護活動に取り組むなど 彼女たちには芯に確固たるアイデンティティがあり、

決してお飾りものの 物言わぬ人形でなかったことが、未だ輝きを失わない一因とも申せませふ

共に恋多き女性、才能ある恋人にインスピレーションを与え 恋終えるも自身もまた大きく飛躍する…

そんな逞しさやしたたかさ 鳥のやふな自由さは、世のご婦人に多大なる勇気を与えたことでせふ


また、自身の容姿を生かした着こなしを見事に体現したこと…まさに「身に着けるものは生き方につながる」

それが 老若男女を魅了する女神(ミューズ)たる秘訣では御座いませんか 






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