ヤンキー娘の台頭



いやはや、梅雨も明けぬ間からこのうだるやふな暑さ、、 

刺すやふな日差しに ともするとアスファルトに溶け入るのではないかと錯覚するほどであります


さて、そんな常夏の日差しに映える 鮮やかなプリントのブラウスたちを今宵はご紹介・・・



ところで、近代モオドにおいてユニイクな趣向が連発したのは 主に1930~50年代、

愉快なプリントにキッシュなプラスティックジュエリーが、庶民のお洒落心に火をつけます



戦前より、数多くのオートクチュールメゾンを抱え トップモオドの発信地であった巴里、、、

戦後すぐ、ディオールによる「ニュウ・ルック」発表により メゾンは再び息を吹き返してゆきますが、

やはり暫くは 戦場と化した仏蘭西本土のダメージがモオド界にも尾を引いたのも事実


そんな時、彗星のように現れたのが 同様に戦勝国でありつつ本土被害の少なかった亜米利加…

欧州をルーツとした移民が形成する多国籍国家:亜米利加は、

国を切り開く必要性から 開拓時代よりデニム等の丈夫な作業着が独自に発達するも、 

戦前のモオドにおいては、欧州の二番煎じの域を出ないといった声が主流でありました


しかし、第二次大戦により欧州からの輸入ルートが途絶え 既に発達していた既製品産業が本格化…

音楽とエンターテインメントと多民族の馨りを漂わせた 独特の亜米利加らしさが誕生しました

それは、上流階級向けの厳かな欧州モオドとは一線を画す 庶民のための愉しきファッション!!

復興最中の欧州の人々にとって、底抜けに陽気な亜米利加の文化は さぞや眩しく思えたことでせふ


今回ご紹介するのは、そんな亜米利加の影響を強く感じさせるブラウスに小物たちであります



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民族衣装でダンスに興じる男女のユニイクなプリントを用いた、1930年代の綿ブラウス
袖や首後ろに寄せられたひだが、たわわに揺れるチェリーと共に乙女心を弾ませます
ベークライト チェリーブローチの詳細はコチラ…




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こちらは、30年代風趣向がリバイバルした70年代頃の 丁寧な手作り化繊ブラウス
張り出したパフ袖に絞られた腰が美しい!目の細かい麦わら帽は蝉とチェリーでおめかし
薔薇柄ブラウスの詳細はコチラ…




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ペイズリーに植物柄が重ねられた、通好みなプリントの50年代ブラウス
ボウタイのやふな変わり襟には、つるを思わせるブローチをはわせて
ペイズリー柄ブラウスの詳細はコチラ…




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水玉るっくのお嬢さん、小粋にベレエなんか被っちゃって何処行くのサ…
アタシは今から、チョイト踊りに… いえ、教会に祈りに参ります
ドットブラウスの詳細はコチラ…
リアスタン 猫ブローチの詳細はコチラ…




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このままどこいらの百貨店包装紙にできさふな、アールデコ的薔薇の解釈
ラインストーンの煌きを首元や帽子に重ね、モダンな装いにまとめて
タッセルネックレスの詳細はコチラ…




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同じ50年代製の薔薇柄ブラウスでも、具象的なこちらは柔らかな佇まい
あえて反対色のターコイズをさす事で、茶系統にも涼やかさが生まれます
ターコイズ風ネックレスの詳細はコチラ…
帽子につけたブローチの詳細はコチラ…






表題にある「ヤンキー」とは 亜米利加の南北戦争時、南軍が北軍兵士に対して使った蔑称で、

後に亜米利加人全体を指す俗称となった言葉だそうですが… あえて言わせて頂きたい


亜米利加のヤンキー娘の 派手好きで底抜けな明るさが、モオドの多様性に一役買ったことを…

現代で言うところの 日本発「カワイイ」文化の比にならないほど 

「シックさ」を重んじる欧州モオド界に、ディープインパクトを与えたことは言うまでもありません




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