温故知新




「レコードは、いろいろな思い出を吸い込むからね。と、
ずっと昔友人が言っていたことを忘れられないでいます。

この、ディック・ミネさんの古いレコードにも、あの当時の、
今はもうなくなってしまっている古い、大きな石の建物や、天井の高いダンスホール。
つばめがヒューと飛んでいた銀座のみち。
着物をきたおしゃれで、のんしゃらんとしたかわいい女。
恋した人と別れるとき、橋のところまで来てしまった時のこと。
上海へ行く船の上で、きれいなドレスに着がえて海の風にあたっていたこと・・・・。

きっと、そんな数知れない思い出が、
でもそれは今となってはもう誰の思い出かもわからない思い出が、
このレコードのミゾのなかに入って、ディックさんの歌声とともにまるで、
今がその時のようにふつふつとわき出てくる。

私など生まれてもいない時代なのに、それなのに、
さも自分の思い出のような、せつない気持ちになるのはなぜでしょう。
そして、自分のたいけんのない思い出が、
いつまでも終わらなければ良いのにと思いながら、これを聞いているのです。」









我が家で近頃聴いております、戦前のディック・ミネ氏のジャズ音源には

女優:吉田日出子さんのこのやふな素敵な寄せ書きが御座いました 


古いものを扱っていると 同様の心持になることが御座います

いろいろな時代の 人の想いが重なりあって、いまわたくしの手元にある不思議、、、





さて、明日夜、NHK国営放送にて これまたたのしみな番組が御座いますヨ

カラーでよみがえる東京 ~不死鳥都市の100年~
2014年10月19日(日) 午後9時~10時13分
 

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近年、NHK朝の連続TV小説はじめ 明治・大正・昭和期を題材にした作品が増えております

スマートフォンが手放せない若者も皆、「ご機嫌やふ、さやふなら」と思わず口走るのは、

単にノスタルジックな懐古心理のみがさせるとは到底思えません



「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る」、

かつての日本人の生き様が 今またわたくし共の心に何か新鮮なものを注ぎ込むやふです




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