閃光の如く


昨日の嵐が過ぎ去ると、急くやふに秋が駆け足で追いかけて参りました



1900年代初めを思わせる装いをしておりますと、つい他の文化には興味がなし,

なんて思われがちでありますが、案外そうでもありませんでして…

若い頃は随分と世界各地の色々な音楽や映画から影響を受けたもので御座います




世間様がアムラーだのなんのと騒いでいた20世紀末のあの頃・・・

学生時代のわたくしの心のアイドルの一人は、ジャニス・ジョプリン、、、

さふ、1970年に27歳でヘロイン過剰摂取にて夭逝し伝説の歌姫でありました


Janis-Joplin_400.jpg


ロック、ブルース、カントリー、R&B、ジャズの入り乱れた独特のしわがれ声、

首に巻いた羽や多連首飾りに腕輪など ド派手な衣装に隠した孤独な心、

泣き声に近い搾り出すやふな魂の歌声はエディット・ピアフに通ずるものも


ミヤコ蝶々さんや川谷卓三さん系統の、個人的に好きな「泣き笑い」顔でもあり、

決して美人でなくともチャーミングな笑顔、短くも全力で駆け抜けた人生…

屋号の「Pearl」も、(何時の時代も色褪せないもの:真珠)といふ想いと同時に、

ジャニスの死後発表された最後のアルバム名『Pearl』も密かに兼けています



今宵は、ジャニスの如く強烈な衝撃を伝える60年代末以降のお洋服たちと共に、

来る彼女の命日:10/4を偲びたいと存じます



P1590557_512.jpg
「極楽鳥」がドレスに姿を変えたら、このやふになりませふか、、、
虹を思わせる絹地、空を飛べそうなバルーン袖に胸元のラッフル・・・
黒人の娘さんから買い受けたこのドレス、ブルースやソウルがよく似合ふ
極彩色シルクドレスの詳細はコチラ・・・
編込みビーズ首飾りの詳細はコチラ・・・




P1590608_512.jpg
ジャニスが「ウッドストック」のステージで着たかのやふなジャンプスーツ
オレンジ系のペイズリーが時代の馨り、驚くほどの幅広バギー!
反対色の緑の首飾りやコサージュで気分はフラワーチルドレン




P1590614_512.jpg
1970年代は鮮やかなゴブラン織りがもてはやされた最後の世代か・・・
「空気のやふに軽くて暖か」、そんな素材が生まれるずっと前の時代の遺物
ナポレオン風前立てが 60年代末のロンドンの若者の熱狂も運ぶ






ジャニスにピアフ、華やかな表舞台の光と同量に抱えた 深く暗い心の闇、、

どうにもならぬ境遇、気が狂うまでの失恋、そして至上の幸福の時・・・

人外境の辛酸を味わったからこその唄声に、人々は惜しみない喝采を送りました







スタアでなくとも、誰しも人生における悲喜が少なからずあるのではないでせふか

恋も人生も、ただ単に長ければいいというものではない・・・


短くとも火花のやふに目もくらむ程に眩しい恋や生き方があっていいではないか、

その一瞬の閃光が、後の世をほの暖かく照らすことさえあるのだから・・・

そんな事をふと思った、中秋の名月の頃でありました




「真珠夜會」第四夜についてはこちら・・・
第4夜表_320


パールHPへようこそ
Pearl


Pearl facebook
商品紹介などしております

スポンサーサイト

Comments

コメントの投稿


非公開コメント

プロフィール

Pearlマダム&ムシュウ

Author:Pearlマダム&ムシュウ

福岡に御座います、フランス中心の
ヴィンテージ・アンティークショップ
Pearlのマダム&ムシュウによる
日々の戯れ言を綴った日記です

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ




検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
このブログをリンクに追加する
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
ブログランキング・にほんブログ村へ