褐色の使者たち



先週末、九州の中部を突如襲った大地震、、、

亡くなった方のご冥福をお祈りしつ、今直面する被災者の方々の苦悩に思いを馳せ
今出来うることを、慎重かつ即座に行動にうつすことを最優先したいもの

ご心配頂いた本州の皆様、誠に有難うございます・・・
弊店は、実店舗・WEB SHOPともに変わらず営業しております






連日の照りつけるやふな日差し、、、

気づけば、麦わらの馨りが恋しい季節となって参りました


代名詞のボーターHAT(和名:カンカン帽)を小粋に被って・・・
1930年代を代表する銀幕のスウィング伊達男:フレッド・アステアの初夏の装い

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例年、弊店でも苦心し探してきては 気づくと売れてゆく、、、

1900年代初頭~1950年代頃の、主にHATテイラーによる質実剛健かつ艶あるストロー帽

ストロー帽の歴史や種類については、過去の『戯れ言』をどうぞ → 麦わらの誘惑



おおよそ1950年代頃まで 上質なものは男女共に夏の正装にも着用可能であったといふ…

冬のフェルト等といった比較的頑丈な帽子の素材に比べて
質のつくりの良し悪しが その後のもちのよさに顕著にあらわれるといふストロー帽

今宵は、目の細かい丁寧なつくりに惚れ惚れ・・・いにしえの紳士物ストロー帽をご紹介
頭が小さめの殿方に もしくは、ご婦人の夏の男装にもどうぞ!


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太目の白グログランテープに堅固な巻きがまさに「カンカン」音する・・・
ロンドンのHATテイラーによる、1910~20年代の涼感あるボーター帽
白黒バイカラーのイニシャル刺繍入り絹スカアフで、モダンな夏の到来
白リボンボーター帽の詳細はコチラ…



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数店舗構えた巴里のHAT店による、オーダー主のイニシャル入りボーター
上のボーターと、目の細かさ・糊で固めた麦わらの厚さの違いが一目瞭然
どちらも捨て難き哉… リボンは白か黒か、それが問題だ
20世紀初頭ボーター帽の詳細はコチラ…



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真白きパナマ帽と並び引き手あまたなのが、飴色のもの…
戦前は紳士の正装としてカンカン帽と共に夏に愛用されたパナマ、
このように上質な細かい目で黒リボンのものは最正装とされたさふな
1930~40年代パナマ帽の詳細はコチラ…




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同じパナマ草を用いても、中折れ型だとどこかリラックスした装いに
1950年代末以降、外出の際の帽子必携文化は急速に衰えてゆきました
三角定規にペン先柄のスカアフなんて、殿方の冒険心をくすぐり…ません?
1940~50年代の中折れパナマ帽の詳細はコチラ…






盛夏を目前に、個人的に最も関心があるのは 白人でも黄色人種でもなく、、、

赤道直下の太陽の下、褐色の肌が照り輝く 黒人種の人々の鮮やかな装い
しなやかな手足に独特のリズム感覚… 夏でなくとも常時釘付けであります!


先日まで東京で行われていた「THE SAPEUR(ザ・サプール)展」・・・
ご覧になり、感銘を受けた知人も多かったやふ

内戦続くコンゴの貧しい暮らしの中、「クレイジーだ」と言われることもあった彼ら、
今何故世界から熱視線を浴びるのか、先ずはご覧下さいマセ





「洋服か武器かを選べと言われたら・・・?」

内戦続く国で育ち生きる彼らが出した答えは 深く胸に刺さります





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