戦後に咲いた華



連日35度近い熱波予想の西日本、皆様どうぞご自愛下さいませ




こう暑いと帽子なしに表を歩こうものなら、たちまち脳みそが茹で上がりさふ

風にあおられつ幅広の麦わら帽を押さえ 周りをふと見渡せば、、、
本年は、パナマ調中折れ帽を被った 紳士仕立てのお嬢さんをよく見かけます



蝶やリボンが乱舞する優雅な帽子を纏う、見目麗しきレディ
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第二次大戦後まで、老若男女にとって帽子はステータスシンボルであり、
逢う相手やシーンにより、被る帽子の素材や形状、質にまで気を配りました


1950年代末、外出時如何なる場でも帽子を被る伝統に反発した若者たち…

その現象はテレビジョンの普及と共に 痛快なティーンエイジャー文化を牽引し、 

一般社会では急速な帽子や手袋離れが進んでゆきました



一方で、王室・皇族をはじめ 芸能・服飾界では 装いや自己表現の要として、
一部の人々から珍重され続けてきた「帽子」は、今日再興の兆しを見せております


今宵は、このたび当方にご縁のあった ハットメーカーの珠玉の品々のご紹介・・・

いずれも、戦後咲いた「華」を実感させられる 大輪揃いでアリマス


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戦後、ディオールの打ち出したニュールックの余波を強く受けたもの
「Vogue Mont -CHICAGO NEW YORK-」とのメーカータグ、40年代末頃か
黒のチュールに包まれた白花の、水中花のやふに儚げで美しいこと
フルフレアスカートとバランスをとるべく、30年代以来のビッグハットの復活!




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こちらも同じく戦後の米国モオドから、「Eva Mae modes」の白ファー帽
ラインストーン装飾があしらわれた 真白きファーの清廉さときたら!
秋冬の婚礼をお考えのお嬢さんに、また黒スーツに白一点というのも粋
上と同様、内側は頭を優しくはさみ支える構造になって御座います




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先日バッグの記事にてご紹介、おそらく近年のハットデザイナーのものか
形状はまるで、故ザハ女史案の新国立競技場のやふなカブトガニ状!
アヴァンギャルドかつ機能的なつくりは、帽子全盛期を偲ばせる佇まい
40年代モノグラムバッグの詳細はコチラ…




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我が日本代表「Les Belles Modes -TOKIO-」の、珍品:総羽根帽出ました!
明治創業、永く皇室や名家御用達のハットテイラーは現在も現役…
コチラ、「不死鳥」と呼ばれた昭和の歌姫の大ファンから譲り受けたもの
ご本人から頂いた品との件、信じるか信じないかは アナタ次第です
珊瑚風首飾りの詳細はコチラ…





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クリスチャン・ディオールがニュールックを発表した1947年、まだまだ巴里は復興半ばで

戦時中に本社機能を比較的安全な米国に移した巴里メゾンも少なくありませんでした



かつて、欧州の二番煎じだと揶揄されたのも今は昔・・・ 二度の大戦を経、

莫大な富を得た米国は 戦中に培った独自のモオド性や豊富な材料を武器に、

伝統ある欧州では考えもつかぬ、奇想天外かつ愉快なファッションを続々と生み出します


 

サアテ、「世界のアメリカ」となった今・・・  ”トランプ”ゲームの行方は、如何に!?





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