ラヴ クレイジー! ~その弐~



パラリンピックも終わり、そろそろ暖かい珈琲に手が伸びる季節となりました・・・



数多くのパラリンピアンの中でも、わたくしの眼を釘付けにしたのは
卓球界の「バタフライマダム」こと 御年68歳の別所キミヱさん・・・

髪を沢山の輝く蝶々で飾り、自称「いやらしい卓球」で相手を翻弄する姿、
メダルに手は届かずとも、艶やかな闘いぶりは記憶に深く刻み込まれたことでせふ



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先日、久方ぶりにパアマネントをあて、雰囲気を変えて頂きました


所謂アール・デコ風の髪型の時期が長かったものですから、

このたびは更に時を遡り・・・ ラファエル前派かアール・ヌーヴォーか、
ミュシャの描く女性を思わせる 縦のスパイラル巻きを強調したものを希望


先日までは、横うねりのフィンガーウェーブでしたので 「モガのやふですね」と、
わかりやすくお声かけ頂いたのが、面白いもので今回の反応は様々・・・

「ギリシャ女神」「メドゥーサ」「占い師さん」「髪が真っ黒ですがウィッグ?」云々、
振り切れた装いを好む者としては、多様なご意見に内心ほくそ笑んでオリマス



◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇



さて、前回 素敵にクレイジー!な生き様のクチュリエたちをご紹介しましたが、

今宵は 名もなきハンドメイドのフレンチヴィンテージを中心にご覧下さい・・・


いずれもすべて、クレイジーな時代:1970年代の空気感が生んだ遺物であります

お化粧も、70年代のBIBAを意識した紫シャドウに、金古美の唇、、、

身近なお洒落の手本:マダムひさ美による、極彩色の蝶々のコサージュを飛ばしつ、
バタフライマダムならぬ、 「蝶々夫人」と題した装いを あれこれ実験してミマシタ



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先ずはコチラ、まさしく「必要無駄」を体現したやふな紫バタフライワンピイス
ベルボトムの裾くらいあるフレア袖、ピンタックにびっしりギャザー、レエスに彩られ・・・
これまた素敵に長すぎる私物の水玉スカアフに、蝶々のコサージュがとまります




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ピーターパンのやふなワンピイスは、一体全体どなたが何の為創りたもうたか?
ヌーヴェルヴァーグ映画の邦題:『気狂いピエロ』とでも名づけたい珍品!
腰に蝶々型にスカアフを、その上にもバタフライが舞い… 足元は15cmウッドヒール
道化師風ワンピイスの詳細はコチラ…
水引風編込み首飾りの詳細はコチラ…




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クロシェ編みロングニットドレスは、1930年代の馨りを遺す70年代のもの
首周りや袖・裾のスカラップが、開いた貝や扇のやふにも見えて・・・物語を感じさせます
長袖にも関わらず肌のこの透け感、これをクレイジーと言わずして何と言いませふか
古美色ビイズバッグの詳細はコチラ…




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ろうけつ染めが大流行の70年代でも、これはかなりの数奇者による作か?
ポール・ポワレも真っ青! 絹地に蓮と鴨を大胆にあしらった着物風ドレス
これぞ「蝶々夫人」の名にふさわしい、ジャポニスムの極みでアリマス
着物風シルクドレスの詳細はコチラ…






「美」と「狂気」とは背中合わせと申します、、、


コレクション後にライターからこっ酷く書きおろされているクチュリエを見れば、
玄人が創ろうが素人が創ろうが、それはきっと同じこと



一方で、万人受けする「美」はすぐに飽きられやすいとも言えませふ

「満場一致で素晴らしい、と賛美を受けた時のコレクションは失敗だと感じる」
コムデギャルソン:川久保玲女史の言葉であったかと思われますが・・・

百人のうちたった一人でも 「狂おしいほどに素敵!」と思われ大切にされたものたちは、
ひょっとすると百年後にも 別のある人のハアトに火をつける火種となり得るのです



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