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百花繚乱



一雨ごとに、秋から冬へと季節は移ろいでおります

そろそろ冬支度、  時には猫のようにこたつで丸くなって過ごしたくなります


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さて、あれよあれよと言う間に本年もあとふたつき余りを残すところとなりました・・・

年始のご挨拶や年明けの成人式など、着物をお召しになる機会も多くなりませふ



そんな、晴れ着の豪奢さにも引けをとらぬ モダンで装飾性に富んだバッグが、 

こたび、ご縁から当方に数点仲間入り・・・ 



かつて、戦後から高度成長期にかけビーズ職工たちが誇った高精度の技術力、
繊細な感性をもつ日本人ならではの 飛びぬけた感性をご覧下さいマセ 



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アンティーク着物にもありそな、縞に水玉織り入りの1950年代絹ドレスに合わせて・・・
百花繚乱に咲き乱れる洋花に、一瞬で目を奪われるのは緻密な手仕事のなせる技
持ち手に至るまで施された全面総柄は、近頃のGUCCIにも通じる曼荼羅世界!
洋花モティーフ総ビーズバッグの詳細はコチラ・・・
セーラー襟ストライプ×水玉織りドレスの詳細はコチラ・・・





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水玉にリボン柄の愛くるしいワンピースには、こんな花束モティーフバッグは如何?
1950~60年代以降は、我が日本でも洋装に合うやふなビーズバッグが作られました
花束を縁取るスカラップと合わせた、襟元の模造真珠スカラップ首飾りにて清楚な装い
花束モティーフ総ビーズバッグの詳細はコチラ・・・
リボン柄ワンピースの詳細はコチラ・・・





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小紋柄で見かける、朱赤の混じった縮緬レイヨンドレスには トリコ色の梅バッグ
吉祥柄で古典的な梅モティーフも、モダンな配色と構図にて斬新に生まれ変わります
お目出度い日でなくとも心が晴れがましくなるよな・・・ 職人の遊び心の詰まった逸品
梅モティーフビーズバッグの詳細はコチラ・・・
1930年代風縮緬ドレスの詳細はコチラ・・・






第二次大戦直後、日本人の几帳面な性質と正確なものづくり力を買った米国により、
Made in Occupied Japan(占領下の日本製)と銘打たれた品々が海を渡りました

ニット製品やバッグ等のビーズ細工は、戦後復興を下支えする重要な資金源に・・・

Occupied Japan製キッチュなラジオや玩具等は、海外でも一定のファンが現存します




時を経、高度成長期・・・ 他国の暮らしを支えた技術力は、日本の誇るべきものとなりました

団塊世代以上の方々は、上のやふな一張羅バッグを 晴れの日ようにと「思い切って」購入、
たとう紙にくるみ箱に入れて 大事に大事に使ったと聞きます

母親の世代までは、他国のお洒落の為のものであったものを、
娘世代は 自分の晴れ着に身につけられる幸せは いかばかりであったでせふ


そんな想いも詰まっているかいまいか、  バッグのみぞ知る、でアリマス

サテ、  貴女は どんな和装に、もしくは洋装に合わせますか?



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