ショウほど素敵な商売はない



相方の無茶振りによる 娼婦に関しては近々書くとして、、、

今宵は昨日のお休みに観ました映画に付きましてひとこと・・・


M姐さまと図書館に参り、借りて参りましたる一本は

『地上最大のショウ(『The Greatest Show On Earth』1952.米)』

正直、さほど期待せず 大好きなサアカスものというだけで借りた感あり

けれどその名の通り 余りのスケールの大きさに、度肝を抜かれました…

 


そもそも原題のThe Greatest…は以下のポスターにあるように

米国最大のリングリングブラザーズ&バーナム・ベイリーサーカスの謳い文句

ポスター下にThe World’s Largest, Grandest, Best Amusement … 

なんて更に最上級を重ねて書き加える所が、アメリカ人気質も覗わせます



さて、内容はといいますと…団の中の他愛もない恋のさや当てで御座います

されど、その舞台が非日常的な豪華絢爛・超巨大サアカスの中で行われている…

さふ、わたくしにとってはサアカスの内の‘非現実感'な世界こそが見所の全て

巨大サアカスの移動・設営・幕間等も垣間見えて興味深くもあり、、、


製作された1952年 米国は旧ソ連との冷戦状態、朝鮮戦争の真っ只中

亜細亜の他国が分断の悲劇の最中であったことを思うと切なくなれど…

人間の心理の複雑さ・湿り気を感じさせる欧州映画が好みで、

単純明快 最後は核兵器でアメリカ万歳!の呑気な内容がやや一辺倒と思える

そんな現代の米国映画に疑問のわたくしにとっては やや大味感はあれど

まだまだ当時新鋭のTVに負けじとする映画ショウビジネス魂が感じられました


スペクタクル映画の巨匠と言われる(という)セシル・B・デミル監督が

老舗巨大サアカスの全面協力の下撮り上げた、ザ・大衆娯楽映画と言えませう

Eariy50'sがお好きな方、団員勿論観客の隅々までいちいち可愛いのでご注目!

この映画の見所は各々でせうから、ご興味ある方はご自身の眼でどうぞ



the-barnum-and-bailey-greatest-show-on-earth_400.jpg


わたくし好み、1915年のあるサアカス団員達のブロマイドをもう一枚・・・

先日、ニュウス欄で目にした「キグレサアカス経営破たん」の寂しいお知らせ

フェリーニ『道化師(伊・1976)』でも当時既に破綻しつつあったサアカス界

娯楽が飽和状態の現代、ピエロ達の道化が悲哀を呼び泣き笑いに思える…

サアカスが人々の娯楽の中心であったことを後世に伝える、

そんな貴重な記録映画でもあるやふに感じる夕べで御座いました



 
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