虫いづる頃



世間では、今年も黄金週間がやってくる模様・・・

商売柄、縁遠い大型連休ではありますが 皆様は如何お過ごしになるのでせふか


◇     ◆     ◇     ◆     ◇     ◆


例年より早くつつじも見頃を迎え、

日差しきらめく新緑の中・・・ 虫たちもいきいきと動き出しております



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夏の季語でもある虫と申せば、言わずと知れた「蝉」


いにしえより、我が国では短き命ゆえ ”儚さ”の象徴と言われる蝉でありますが、

中国では、さなぎ時の強い生命力から 復活や不老不死、幸せを呼ぶ神秘の象徴

また ところ変われば、欧州では南仏プロヴァンス付近にしか生息しない希少な蝉・・・
ことに、歴史ある避暑地:プロヴァンスでは 「永遠に続く幸運のシンボル」とか・・・

フランスの蚤の市でも、蝉をかたどった壁掛けやお皿などは季節の風物詩としてお馴染み




さて、虫の装飾品は好き嫌いが分かれるところではありますが、
今宵は 蝉のブローチをご紹介すると致しませふ

1930~40年代、大恐慌から大戦にかけ 貴金属不足による物資の乏しい中・・・

ベークライト等のオールドプラスティックで出来たキッシュな装飾品たちは、

お洒落に飢えた女心に、少しのユーモアをもたらしたことでせふ


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チェリーに群がる蝉、セミ、せみ・・・ ドットの絹ドレスは大騒ぎ!
ベークライトやガラリス製、飴色がえも言われぬ佇まいの存在感あるブローチたち
1950年代絹ドットドレスの詳細はコチラ・・・
チェリー×蝉のブローチの詳細はコチラ・・・
茶色のベークライト蝉ブローチの詳細はコチラ・・・





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サアテ、どこに何匹いるか、、、 絹のアフリカンプリントに擬態した蝉たち
半透明のアクリル樹脂製に象牙風プラスティック製、そして妙にリアルなものまで
半透明の蝉ブローチの詳細はコチラ・・・
象牙風蝉のドレスクリップの詳細はコチラ・・・
左の蝉ブローチの詳細はコチラ・・・





長い長いさなぎ時代から成虫になり、わずか数日で生を終える蝉を、

潔く儚いととらえるのか、強い生命力ととらえるのか・・・


ヒトの死生観に通づるものがあるやふにも思われます


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時代の異端児




四月とは思えぬ時期外れの高温に、四季が二季になったかと驚くこの頃・・・

日が昇るのが早く目が覚めるので、NHK朝の連続テレビ小説が見られる季節でもあります



流れてくるのは、懐かしいわたくしのお国言葉、、、

そして、ほぼ同年代の主人公達が生きる バブル期のトンだ社会現象に思わずクスリ

ソバージュにDCブランド、紫のビッグショルダーダブルスーツにミラーボール・・・

もっとも、当時は思春期であったゆえ 幸か不幸か・・・バブルの恩恵にはさほど縁なしでしたが



☆     ★     ☆     ★     ☆     ★



その時代ゆえ、熱病のやふに持て囃されたりするものは いつの時もあるものです

しかし、そこに流行性だけでなく「スタイル」があれば、色褪せなかったりするもの


今宵ご紹介する、首元や袖口を彩った小さきものたち・・・

光と影の1930年代、ジャポニスム等東洋の馨りが席巻したと時を経て

代々どなたかの手を渡り歩き、今ココに存在する 時代遺産たちでアリマス
(いずれも、WEB SHOPの"小物"に詳細が御座います)



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絶妙な色合わせに直線的なモティーフたちは、THE アール・デコ様式!
都会的であることに憧れた紳士の、エレガンスが花開いた時代に思いを馳せて




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流線型、幾何学的、力強い色の対比は、1920~30年代前期のキーワード
巴里の街を自慢げに行きかう、粋な出で立ちの殿方たちが目に浮かぶやふ・・・





往時は当初 邪道だ、馬鹿げていると思われていたような時代の異端児・・・

そんなものや人物が案外、のちのちまでも、面白いナア・・・と珍重されていくやふに思われます



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はじめまして、ハジメマシタ





≪皆様へ≫


先日、エイプリルフールにて告知しておりましたが、

このたび インスタグラムを始めました・・・



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アカウントは、   madam.pearl   であります


ここのところ時折綴っている メイクアップやその撮影風景についてであったり、
衣装にいかがでしょう?といったような、ブログではご紹介しきれない品であったり・・・

パールの女将名義にて、ぼちぼちとのんびり更新していけたら、と思っております



当ブログという名の"戯れ言"と共に、お時間ありましたら お付き合い下さいませ




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いつか輝いて



花散らしの雨・・・  嵐の日本列島となった今日、

ソメイヨシノは散れど、じきに大好きな八重桜の季節がやってきます


◇     ◆     ◇     ◆     ◇     ◆


一昨日、昨年末の Be-STAFFフォトコンテストの副賞である、

山口啓ゼネラルプロデューサーによる、撮影一回目に挑んでまいりました



フォトコン受賞時と同じモデルさんにて、色と柄の洪水であった前作とは違った・・・

モノクロームなムウドの中、パリの屋根裏に住む 踊り子の卵を想定して



おりしも、モデルさんは高校卒業後 ネイルサロンにて下積み中、、、

彼女の、夢を追う健気な姿を作品に投影させながら、
花形踊り子を夢見る 黄昏の断髪娘が出来上がりました


作品は、また後日・・・




普段はあどけないモデルさんも、紅差し キラキラと輝く装飾品をまとうとたちまち、

乙女から女の表情になるから 不思議なものであります


今宵は、そんな妖力をもつ 見事なビイズやスパン刺繍の絹ブラウスたちをご紹介



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1910年代末から1930年代初め、ちょうど第一次と第二次大戦のはざまは・・・

王侯貴族でない 中産階級の人々が初めてお洒落を謳歌できた時代ではないでせふか


ショウビジネスの隆盛は 偽物の宝石であるコスチュームジュエリーを発展させました

舞台や銀幕のスタアたちに憧れ、こぞって各々誰それ風の模造服に身を包んでみたり・・・


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そんな時代だからこそ、ビイズやスパン、ラインストーンに彩られた服飾品が持て囃され、

人々は、自らもまるでスタアであるかのやふに 一時の夢を見ることが出来たのです


それは、第二次大戦後の十年ほどの 黄金期にも同じことが言えました

もっとも、スタアは銀幕からテレビジョンの中に移行しつつありましたが・・・



さて、下のブラウスたち いつ何を夢見たヒトが身につけてきたのでありませふか



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1910年代末頃か、襟元と裾のビーズ刺繍にアール・ヌーヴォーの余韻残る
二枚立ての上質な絹に、両裾サイドに寄せられたひだ・・・前下がりのモオドな逸品
アンティークビイズ刺繍ブラウスの詳細はコチラ・・・




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贅を尽くしたコチラは、第二次大戦後の好景気がもたらした豊かさの象徴
この時代は、こういった精巧な細工を手がける職工さんたちも星の数ほどおられました
1950年代ビイズ&スパン刺繍ブラウスの詳細はコチラ・・・
タッセル風ビーズ首飾りの詳細はコチラ・・・






見てくれだけでなく 内に秘めた原石を持った被写体は 佇まいにあらわれるものでせふか




不器用で臆病なわたくしの背中を、

娘ほど歳の離れた頼もしいモデルさんが 押してくれるやふにも思えた撮影の日


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嘘か真か




わが国では年度はじめ、どことなく気持ちも一新する4月1日・・・
 


”エイプリルフール”、
些細ないたずらや可愛らしい嘘が許される日として世界に広く認知されておりますが、

フランスでは”Poisson 'Avril(ポワソン ダヴリル:四月の魚)”として、親しまれる日でもあります


☆      ★      ☆      ★     ☆



なにゆへに「四月」と「魚」が結びつくのか、以前も触れたことが御座いましたが、

魚とは利口でないとされるサバ(maquereau マクロー)を指し、4月になると簡単に釣れることから
4月1日にこれを食べさせられた人を「4月の魚」と呼んだのを起源という説をはじめ、

サバ=maquereauには誘拐者、“淫売宿の主人・ひも”という俗語もあるのに由来するとかしないとか…

「サバを読む」など、わが国でもサバは少々マイナスな意味合いでも使われますが 関連ありませふか


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魚をかたどった魚肉ムースを食したり 魚を模したチョコレイトが美しくお菓子屋の軒先を彩る、、、

魚をかたどったチョコレイトの中には、また小さな魚のチョコやボンボンなどが詰められているといった、

本国フランスではエスプリ利いた 茶目っ気たっぷりのいたずらな一日を愉しむさふでありますヨ



☆      ★      ☆      ★      ☆



さて、そんな 4月1日の本日・・・

皆様にチョットした告知が御座いまして、近日 わたくし女将名義ではありますが、

インスタグラムなるものを立ち上げようかナ、 と思っております


ここのところ時折綴っている メイクアップやその撮影風景についてであったり、

衣装にいかがでしょう?といったような、ブログではご紹介しきれない品であったり・・・

ぼちぼちとのんびり更新していけたら、と思っております



さて、この告知、はたして真偽はいかに・・・・・・・ !?




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福岡に御座います、フランス中心の
ヴィンテージ・アンティークショップ
Pearlのマダム&ムシュウによる
日々の戯れ言を綴った日記です

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