梅雨の中休み





◆6/15(木)・19(月)は、勝手ながら店休日とさせて頂きます◆



(梅雨の晴れ間・・・ 読書には勿体無い日和かしら、、、)
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紫陽花色の季節



入梅の北部九州・・・

雨で霞がかる、しっとりした季節がやって参りました


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各地の寺社で見頃を迎えつつある紫陽花、


徐々に色が移ろってゆき、見るものを愉しませてくれたのち、
フレンチポストカードのやふに、古びたパステル色に褪せていく・・・

朽ちた姿にも趣を覚えるのは、儚げな佇まいのせいかもしれません



さて、今宵はそんな梅雨の頃にお似合いな、スモーキー色のレエスたちのご案内


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雨がしとしと、案外肌寒い日にもお誂え向け、レイヨン糸のクロシェカーディガン
エドワーディアンな雰囲気のドレープブラウスで、エレガンスをまとふ
タッセル風ビーズ首飾りの詳細はコチラ・・・




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ビスチェ丈1900年代前後のブラウスの、細かなカットワークに乙女心奪われます
ヴィクトリアン期を彷彿とする羽織ブラウスは、チュールとテープレエスが好愛称
花柄織バッグの詳細はコチラ・・・




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1930年代頃の絹キャミソール・・・ステッチ状のプリントと胸刺繍の華奢さときたら!
1950年代の柄編みサマーニットボレロにて、大人に似合ふアイボリーのリフレイン
1930年代絹キャミソールの詳細はコチラ・・・
1950年代クロシェ編みボレロの詳細はコチラ・・・





ジメジメとし、思わず顔をしかめてしまふ梅雨、、、

一方で、60%を超える多湿期が 日本人にきめ細かく美しい肌質をもたらすのだとか


そう聞けば、、、  もやがかる長雨も恵みのなんとやら ロマンティックに思えませふか?


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アメリカン・ムウド



グンと上がっております、外界の湿度・・・
こないだまでの、巴里の木陰のやふなカラリとした気候はいずこへ?



とはいへ、当の巴里も現在、季節外れの熱波に見舞われているとのこと、

一瞬で夏が終わった かつての花の都は遠くになりにけり、でアリマス


☆    ★    ☆    ★    ☆    ★



世界の四大コレクションといえば、巴里・ミラノ・ロンドン・ニュウヨーク・・・


実は、モオドの発信地:巴里に続きコレクションの歴史が長いのは、

ニュウヨーク・・・ 何と第二次大戦終結の1945年から開始とはご存知でしたか!?



フランスで発表された最新モオドのパターンを買い、焼き直すのが戦前の各国の主流・・・

無論、歴史の浅い米国もその域を出ず、欧州からすると「新しもの好きの新興国」扱いでした

フランスモオドへの関心の高さは当時、「第二次世界大戦以前の米国デザイナーは、
インスピレーションを得る上でフランスのクチュールに頼りきっている」、と評されるほど



一方で、大戦中に巴里への渡航が困難となり 情報や物資が遮断されたことが、
米国の独自のセンスやモオドに国民の目を向けさせる好契機となります


戦火の巴里から工房を米国へ一時移転したメゾンしかり、、、

一躍戦後のトップモオドを牽引する役割を果たしたのは 「アメリカ」がファースト、でした


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<上>戦時中から、華やかなりし独特の美意識の元 アメリカンモオドを打ち出すHarper's BAZAAR誌・・・ 
実はハーパーズバザーこそ1864年創刊の老舗、世界初の女性ファッション誌!!

<下>ハーパーズから遅れること数年、1892年に創刊したのがVOGUE(仏語で”流行”)・・・
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大戦直後の巴里は大混乱、ディオールが「ニュールック」を打ち出し復興の兆しを見せつつも、

モオドの新星:米国の影響は大きく、「アメリカンファッション」の特集が組まれるほど・・・


そんな中、先述のニュウヨークコレクションがスタート、、、

世界の眼差しは、米国流:とにかく豪奢かつユニイクなセンスに向けられます


米国の特徴といへば、何といっても多民族出身の移民による国家であること

それに加え、ハワイやメキシコ、キューバといった近隣諸国の陽気な文化も融合し、
他に類を見ない 愉しいモオドの花々が咲き乱れ 世界はアメリカンムウドに包まれました!



今宵は、そんな米国の影響を受けたと思しき 1950年代のワンピイスのご紹介・・・

欧州製ながらも、海の向こうの椰子の実の香りが しそうではありませんか?



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小花柄だけならフレンチシック、でも袖のフリルやフロントのダブルリボンときたら・・・
お花に果実に、ちょいとトゥーマッチ?位がアメリカンムウドでいいさじ加減なのであります




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巴里のニュールックも、米国流の解釈を経て再び巴里に戻る、、、
張りのある上質な細番手の綿だからこそ、甘さも控えめに・・・頭には鈴蘭ヨ
丸襟綿ワンピイスの詳細はコチラ・・・




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イタリアン襟にトリコ色のチェック、陽気なセイラーボーイを胸に留めて
たっぷりギャザーに遊びのあるポケットや袖口、豊かになったんだナア・・・
イタリアン襟チェックワンピイスの詳細はコチラ・・・
1930~40年代水兵さんブローチの詳細はコチラ・・・





巴里の小粋さを、アメリカのお茶目さでデコレイト、、、

そんな、戦後のアメリカン・フレンチテイストがお好みの貴女さまへ・・・


マダムヒサミによる 恒例の春夏コレクションが本日より、絶賛開催中でアリマス!
His-trick S/Sコレクション バッグ篇
His-trick S/Sコレクション アクセサリー篇




夏生まれなのに大の苦手な夏・・・ けれど、忘れられない夏にと願う 梅雨前の心持


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男はツライヨ


本年は、スーパー猛暑の予報とか、、、

もはや、並みの夏といふものがわからなくなって参ります



◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆
 


一部の間ではお馴染み:NHKの『ダウントン・アビー ~華麗なる英国貴族の館~』
いよいよ最終シーズンの6章が始まりました

時はアール・デコ期、貴族の一部にも没落や変革の足音が迫りつつある頃・・・



対照的に描かれるのが、、、

「変化」を嫌い、頑なに過去の栄光や現状を守ろうとする殿方を尻目に、

腹をくくったら流れに逆らわず柔軟に受け入れ 寧ろ愉しむご婦人方の姿



家族を養い、今以上の暮らしへの期待を背に 一生稼ぐことを宿命とされた男性と、
嫁ぎ、子供を生み育てるなど、身体的にも社会的にも変化を求められてきた女性、

望もうと望まずとも長くそうしてきたことで、自然と生まれた防御心理なのでせふか



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さて、、今宵は お洒落にも頑固な殿方へ、、、

1900年代初頭~1930年代にかけてのフランス製 首もとの装飾品のご紹介


コルセットからの開放で 緩やかになったご婦人の服装に対し、
上流階級の紳士の襟元は きつく高く閉じられたままの時代・・・ 

まさしく「ハイカラー」、それこそが権威と名誉の象徴でもありました


蝶ネクタイからネクタイが主流の時代になっても、真夏でもキツくとも・・・

ピタリと首周りにあったシャツを着ること、それは男の「粋」と、ちょっとした「意地」でせふか



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襟元を詰めて高さを演出する装飾品の中でも、珍しいカラーチェーンタイプ
デッドストックにてフランスより複数種入荷して御座います・・・詳細はWEB SHOPをご覧アレ




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単純な直線やコンビの大胆な色使いは、モダーンだと中流階級に持て囃されます
小さい装飾品だからこそ、遊び心があらわれる首周りのお洒落の奥深さ・・・!




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マドモアゼルに向けられた心の矢は、果たしておめがねに叶うか・・・
とはいえ、こんな茶目っ気あるタイバーで現れたら何かが刺さるハズ
1920~30'sアロータイバーの詳細はコチラ・・・





顔で笑って心で泣いて、、、  

世の殿方さま、胸に小さな寅さん秘めて・・・ 

時には襟元をゆるめ、フラリ人生の途中下車も よきものかもしれませんヨ


「俺は旅人だからな、 風の吹くまま気の向くまま・・・ 歩きながら考えるさ」
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パーマネント娘



自営といふ名の自由業の職業柄か、、、、?

朝がやや苦手なわたくしですが、近頃は7時過ぎに目が覚めて

NHKテレビ小説『ひよっこ』の主題歌「若者の広場」を聴きつつ 身支度をしております



ご覧になっている方はお馴染み:主人公が集団就職であっせんされたラヂオ工場、

その女工さんの中に、わたくしが学ぶ美容学校の教科書に登場する美人さんが居り、
毎日チラとお見かけする姿が 何故か他人とは思えないこの頃



☆   ★   ☆   ★   ☆   ★



さて、集団就職する地方の若者が「金の卵」と持て囃されたはるか前・・・

海の向こうでは、「パーマネントウェーブ」なるものが乙女心に火をつけておりました


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1920年代頃から米国で普及し始めた、世にも不思議なこの機械・・・

『E.T』のあるシーンが脳裏によみがえるのは、わたくしだけでせふか


パーマにつきましては日本パーマネントウェーブ液工業組合のHPに詳細があり、

ご興味ある方はお読み頂くと面白うございます → パーマの歴史




エドワーディアン期の身づくろいをする乙女・・・ この頃は、床にぞろびく長さの髪を持つ女性は珍しくなかったとか
複雑に髪を結い上げ、コルセットをしめ着飾って 裕福な殿方の気を引くのが乙女の最大の関心事でありました

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第一次世界大戦時、戦地にとられた男手を補い家計を支える為 働きに出た女性たち・・・

1910年代までは「乙女の命」とも言われ 艶やかな長髪は豊かさの象徴でもあったのが、
髪を結うのに時間がかかり、労働で汚れた髪が不潔になるため「断髪」が流行、、、

どうやら、欧米でのボッブスタイルの流行は、お洒落よりまずは合理的なものであったやふ


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(嗚呼、実はスッキリしたのよネ・・・)  そんな声が聞こえてきそうです


その後、時代を経ると・・・ 乙女の髪は殿方に見初めてもらう為だけのものではなくなり、

自分を彩る為に こぞって銀幕スタアを真似た最新式のパーマネントウェーブがあてられました



さて、この「パーマネントウェーブ(半永久的な巻き髪)」なるもの・・・

なにしろ髪のうねりの美しさが肝、でありますから それを引き立てる装飾品が大流行!

ヘアコームやピンなど、装飾性や遊び心に富んだものが沢山生み出されました


今宵は、先日フランスより届いたものを含めまして・・・ 
1930~40年代 乙女の胸躍らせたであらふ髪飾りたちをご覧頂きませふ


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お月さまや星は、1930~40年代を代表する夢見るモティーフ・・・
暗い世相の時代だからこそ、浮世離れしたロマンティックなものに憧れました




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まばゆいラインストーンをまとった、銀幕の輝くスタア女優たち
鼈甲に似せた飴色オールドプラスティックやセルロイドは時代の馨り






パーマネントウェーブと同じく、永久に続くものなどきっとないと知っていながら・・・

いつの時代も、乙女心はいじらしいものであります


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福岡に御座います、フランス中心の
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